2017年1月4日水曜日

有れば良いというわけでもない空母

中国の空母?といわれる「遼寧」が、領海侵犯はしなかったものの沖縄沖をかすめ太平洋上に出て、軍事訓練をしたのだという。
米国の第7艦隊の空母打撃軍の脅威は、これが遊弋すれば南シナ海の人工島なぞひとたまりもないといわれているから、何を考えてのことか解り難い。
「遼寧」は、ウクライナが廃艦することにしていたのを、カジノにするからと嘘を言って購入したいうなればボロ船。動く備蓄タンクとも揶揄されるほど、性能が悪い。
カタパルトもないから、運用するにも実際的には難しかろう。

そもそも空母艦隊というのは、護衛艦との緊密な一体行動がとれなければ意味をなさないのだといわれる。
その練度をもっているのは、東洋では米軍と日本くらいのもの。

空母を護衛する駆逐艦は、対潜水艦が重要な任務とされるが、中国の駆逐艦では日本の潜水艦に対抗できない。
逆に、日本の潜水艦は、中国の艦船は全て丸見えで、それが出てくれば標的艦としかならないほど、日本側は圧倒的な性能と練度をもっているのだというから凄い。

東シナ海の尖閣諸島は、無人島なるが故に何かとチョッカイを出してくるが、そこは日本の固有の領土であり、それを侵せば平和ボケした日本でも流石に国論は纏まるだろうから、迂闊に手を出さない方が良い。

実体経済が危機的様相を呈しているとも、内省的にも問題含みだというから、反日政策で目を逸らせ、国内をまとめたいのだろうけれども、そういうのは危うい。
本質の解決にはなり難いと思える。


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