2017年1月25日水曜日

win win は難しくとも折り合いをつけることは必要

米国の大統領が変わって、今までの言動から類推して、極端な自国中心主義に向かうのではないかと危惧する意見が多い。
考えてみるまでもなく、国益を考えない国は世界中のどこにもあるまい。自国を優先するのは当然である。
ただ、そのために他国を蔑ろにしないでくれ、というだけのこと。

中国・ロシア・米国・英国などが、最近その方向に向かう姿勢を強めているようだが、それが力による影響力を露骨にみせるようになっていったら、この先の世界は不安定さを増すに違いない。
ではどうするのか?といってみたところで、相手がどう動くか判らないのに手立てを講じるのは難しかろう。
世界の平和を願いつつ、自国の安定を図っていかなければならないのは確かである。
皆で力を合わせ、志を高く掲げて進むしかない。
貿易摩擦のときも、オイルショックの時も、プラザ合意のときも、何とか乗り越えてきた。

そんなとき、反国家的な動きをすることがどんな影響を及ぼすのかは、真剣に考えた方がいい。
無意識下に行ってしまっているスパイ行為というのがある。
それが利敵行為・内部の攪乱をしていることになるのを恬として恥じない人というのは多い。
そういうことをするのが進歩的だと勘違いでもしているらしい。
内憂外患とまではいわないが、自国を愛せないで他国を愛せるはずがなかろう。即ち、誰をも大事にできないということなのではないのか?

中にはどっかの国の回し者なのではないかと疑わしい人もいないではないが、頑ななイデオロギーに固まって、自国以外を崇拝するが如く、好き勝手なことを言ったりやったりしている人には、平和な国に住んでその恩恵に浴しているからこそのことだと気づいてもらいたいものだと思う。

少なくとも、自分の主張で善良な人を惑わしたり煽ったりすることは無しにしてもらいたい。
まあ、国民が愚かだとは思わないから、適正な判断をしていける国だとは思うが・・・

しばらくは、世界の情勢に気がぬけない。

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