2017年3月10日金曜日

脅威を増してきた近隣国

北朝鮮の脅威が増してきていることを否定しきれる人はいないであろう。
軍事費を増大し、ますます軍備の増強をはかる中国の動きが、一体何を目指しているのかということについても、不安材料とはならないとは決して言えまい。
大戦前にロシアの南下を危惧し、半島を赤化の防波堤としたいとしたのは、地政学上の要望だった側面というのがあった。
その昔に恐れた通り、半島がレッドチームの側に組み込まれる可能性が高まってきていることを考えるとき、国を如何にして守るかということは、真剣に考えねばならない。

野党のように「話し合いで解決」などというのは、夢物語にもならない戯言にしか思えない。
話し合いで済むのなら、警察も要らないし勿論軍隊も要らない。
しかし、話し合いで済んだものが一体どれだけあったというのだろう?
拉致被害者だって取り戻せないではないか。
話し合いなどとそんなノーテンキなことばかり声高に主張しているだけだから信頼を失い、議席を減らし続けているのではないのか?
国民が肌で感じている危機感は、軽いものではない。
真剣な心配を、右翼だ国粋主義だとレッテル貼りをしていて済む問題ではない。
軍隊のない国でとどめれば、暴力革命を目指す勢力にとっては都合が良いだろうが、革命を起こす前に、侵略され蹂躙されて国がなくなってしまったらどうにもなるまい。

国を守るより憲法を護る方が大事だというのは、どう冷静に考えても、本末転倒だとしか思えない。左翼的憲法学者が国を守るということに責任をもってくれるならそれでも良いが、そんなわけはあるまい。
憲法を改正したら戦争になると言って煽ぎ騒ぐが、全く逆に改正により戦争を避けられる可能性の方が高まるように感じる。
すぐに戦争をします、などという憲法はない。
現行法の下では、攻撃されてからでなくては自衛のための反撃はできないのだと思うが、今どきの戦争で最初に攻撃を受けてしまったら、それだけでもはや国は潰える。反撃なぞできまい。
少なくとも、抑止力として即座に対応できるくらいの法整備は必要だと思う。
愛する者たちが死んでも、生き残った自分が他民族に隷従しても構わないというなら別だが、本気でそんなふうに思える人がいるなら、お目にかかってみたい。

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