2017年3月28日火曜日

桜の花の咲く頃は

茄子は、種類が多いことで知られます。
植物で種類が多いものとしては、ボケは200種類以上だといいますし、バラなぞは数えきれません。
同じバラ科の植物である桜も300種類くらいはあるといいます。
桜の花が咲く頃になると、毎年のように持ち上がる桜の起源説というのがあります。

ソメイヨシノは、済州島に自生していたのだと言うのですが、ソメイヨシノは交配種であるから、絶対に自生することなぞはあり得ない。科学的に言えば、DNAが済州島のものと全く違うというのですが、それがいつまでたっても理解できないらしい。

桜を文化として定着させたのは、紛れもなく日本である。
美しい花の前で、起源説を唱えてみても野暮な話。
良いと思うものを発展させ広めることもできず、ましてや人の用にたてることもできなかったのに、起源説を主張してみたところで、何の気休めにもなるまい。
これからしばらくは、桜前線の移動に伴って花を諸方で楽しめそうです。

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