2017年3月24日金曜日

学園の認可と国有地売買が本論なのではないのか

今日も相変わらず森友学園の問題をああだこうだとやっていた。
TVワイドショウでは、「小池書記長は、籠池氏と個別に面談して何を話したのか公開せよ。」とジャーナリストが迫り、隣にいた共産党議員がたじろいでいたのが印象に残る。

今日とりあげられていたのは、谷秘書官からのファックスである。

どう読んでみても、総理夫人から谷秘書官に
「籠池夫人から、無理な依頼メールが沢山きているが、私がどうこうできる問題ではないから、役所の方に問い合わせをしてどうなっているかくらいは聞いてあげて頂戴。どのみちそれは無理だという返答をされるに決まっているだろうから、それをそのまま伝えておいて下さい。」と言われて出したものとしか思えない。なぜなら、
1、以来メールを受けてから日数がかなりたっていること。
2、メールの内容が、決まりきったことをいっているに過ぎない。
3、総理夫人にも報告済みの問題だから、重ねて総理夫人に問い合わせをしないで下さい。
4、私(谷秘書官)も出張に出かけるから、電話はつながらなくなる。
ということが、普通に読んだら読み取れることを、角が立たない言い回しで書かれているとしか思えないからである。

極めて優秀な秘書官であることを推測して余りある。
こういう優秀な秘書官が、後に不利な証拠となるかもしれない文書を残すなどということは考えられない。何の問題もないということなのではないのか?
一般的に言って、与野党を問わず、議員に陳情することは普通になされる。陳情に添って動くのは通常であろうし、そこに違法性があるかないかが問われることはあるにしても、秘書が問い合わせをしたことにどんな違法性があったというのか。それを抜きにしての質問をするのであれば、今後議員は陳情を一切受けられなくなるということになる。

このファックスで、一体何を問題にしようというのだろう?
口利き疑惑に持ち込みたいというのであれば、余りに無理過ぎよう。
何でもいいから、騒ぎの種にして長引かせようとでもいうのだろうか?

本筋から離れたところで騒ぐのはいい加減に終わりにしてもらいたい。

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