2017年3月12日日曜日

重そうな荷物を持ち、幼児を連れていた若いお母さん

地下鉄から地上に出るための階段を、まだヨチヨチ歩きの幼児を連れ、畳んだ乳母車と重そうな荷物を持って登っている若いお母さんがいました。

「お持ちしましょうか?」と声をかけ、乳母車に手を差し出したのですが、「ゆっくり上がっていくから大丈夫です。」といいつつ「お気遣いには感謝します。」との挨拶が添えられた。

無理強いすることでもないので、「そうですか。」と言って追い越したのですが、少し先の踊り場で、自分も手助けしようと思ったが声をかけられなかったらしい男性がいて、照れくさそうな顔をしながら「手伝ってもらえばいいのにね。」と声をかけてくれた。

大変であっても、自分のことは自分でしようと頑張る姿勢は、嫌いではない。
お母さんにだって誰にだってポリシーはある。
次に同様の場面に遭遇したとしても、今回のように断られたことに懲りず、きっと声をかけるだろうと思う。
別段お節介な性格ではないが、困っている人を無碍にして、見ぬふりをすることの方が後味が悪いと感じる。
助け合いが自然にできる世の中の方が、きっと気持ちが良い。


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