2017年3月15日水曜日

本質と離れたことで議論しているようにみえる森友問題

森友学園に税金が使われたと野党がいうが、どこにどう使われたということが解り難い。
国民の財産だからというのは解かるのではあるけれど・・・。
しかし、答弁をきいている限りでは手順をつくしているように思う。感情的になって責め立てているような感じがしなくもない。
質問者が真に国のことをおもっているのかどうかも判らない。
言葉の揚げ足取りや、変に含みのある言い回しをして、何を聞きたいのかということがぼやけるイラダチもある。

瑕疵のある土地を、瑕疵負担なしということで価格が決まったということへの、野党の突っ込みが弱すぎて、印象操作に終始する質問にしか見えない。
政治家の関与があったとしたら、それはどの部分にどのように働いたのか?
全然浮かび上がってこないで、疑わしいということばかり言うのが先走っていないか?
まあ、こういう風に持って行った方が大向こう受けするのは違いないが・・・。

教育内容にまで範囲を広げているが、それを保護者が是として選んでいるのだとしたら、それが罷りならぬと決めつけるのには違和感もある。

この際だから他の事案も含め、全部はっきりさせる方向で議論したらどうだろう。
朝鮮学校の反日教育は看過して良いのか?とか、公立学校で君が代を起立して斉唱しない教師をどうするか?とかいろいろありそうである。

土地の払下げということになったら、某新聞社が取得した経緯だってきな臭いし、朝鮮学校の土地だって同様の疑いがありそうである。
自分たちに都合がよさそうなことばかり言わないで、そういうところにも切り込んで欲しい。

もうひとつ気になるのが、園をやめた保護者ばかりを取材して報道しているが、喜んで通っている子供の保護者の声は、全く報道されないこと。
報道というのは、双方の意見を公平にすることと、裏付けをとってその意見の真意を探ることも含まれるのではないだろうか?
最初から悪者と決めつけて報道しているようにしか見えないのだが・・・
一方からの報道が多いというのには懲りている。

こういう見方をするのは、別段へそ曲がりだとは思わない。

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