2017年3月5日日曜日

天皇陛下

テレ朝を見ていたら、天皇陛下のベトナム訪問のニュースを流していました。
気が付いたのは、天皇陛下、と「陛下」をつけていたこと。以前は天皇と呼び捨てにしていたのに、何時から陛下をつけるようになったのだろう?

諸外国が天皇陛下のことを呼ぶときは、必ずMajestyをつける。国際的儀礼として常識である。
日本を敵対視する中国ですら、皇室のことに関しては批判めいたことは言わない。
これを敢えてしたのはK国くらいであろうが、自重すべきであったと思う。

世界の元首クラスが集まるとしたとき、天皇陛下とローマ法王がツートップで、英国のエリザベス女王も天皇陛下には上席を譲るのだという。
日本が2600年の歴史、英国が900年余の歴史であることからだけではあるまい。
天皇陛下に謁見した人は、何故か途端に尊敬の対象として遇するようになるという。

かくいう私も、戦後教育を受けた口だから、象徴天皇くらいにしか思っていなかったのだが、車の中にいる移動中のお姿を垣間見ただけで、理屈なしで意識は全く変わってしまった。
穏やかな笑顔を浮かべておられただけであったが、威厳が違うのである。
表敬訪問などで天皇陛下に謁見するときには、身分に拘わりなく皆一様に緊張すると聞くが、
それを疑いもなく頷けてしまう。

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