2017年4月11日火曜日

キョンファのヴァイオリンを聴いて

ピアノは好きだから良く聴くが、久しぶりにヴァイオリンコンチェルトを観た。

しかし、たまたま見たそれは、メロディーの裏に表現されなければならない拍は感じ取れないし、音も弱くてオーケストラの中に埋没してしまうようにたよりなく、良さを感じなかった。
もやもやが吹っ切れないので、違う演奏家のものをyoutubeで探してみたら、キョンファの画像が出てきました。
曲目は違ったが、それを聴いてみて圧倒された。

むかし、なぜかキョンファがいいと思ったことはなかったのですが、それは間違いだったと反省しました。
拍を外さないメロディーラインで、見事なまでに音色豊かに歌い上げる演奏は、ソロパートからオケに渡すのも絶妙だから、オーケストラ全体も生き生きして来て、惹きこまれてしまった。
神がかりというかゾーンに入っているというか、言葉もなく魅了されつくしました。

ヴァイオリンコンチェルトというのは滅多に聴くことがなくてきたが、恐るべし。
弾き手が優れていれば、文句なく圧倒されて、身じろぎもできなくなる。

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