2017年4月12日水曜日

反対とだけ言って騒がれても

将来の為に今何をしなければならないか?ということは、誰でも比較的簡単に思い浮かべることができる。
個人でも会社でも国でも、それは同じである。
個人の場合であれば、自分がやることであるから、自分の責任において自由にきめられる。

しかし、会社の場合であれば、まず企画書を作成しなければならないし、国であれば法を制定しなければならない。
物事は誰もが賛成して、一致協力して目的達成に邁進するということは滅多にない。
新たに取り組むことには不安がともなうし、困難は当然予想される。
やらなければならないことにも優先順位をどう決めるかということもあるし、計画が完全とはなり難いから不備もありうる。

積極的に賛成ではないが、それでも決まればそうするという消極的賛成者を含めれば、反対者より賛成者の方が多いのが普通だが、反対者ほど大声はあげない。それでも、大筋がどうであるかで決心し、踏み出す覚悟を決める。
何かを決めるときというのは、大体がそうなる。

反対する人たちのやることは、大体決まっている。
不安に思うことや不備な点を殊更大きく取り上げて、全体像をぼかす。
安保法案が成立すると、徴兵制になる。
秘密保護法が成立すると、知る権利が奪われ言論の自由がなくなる。そういって大騒ぎした。
そうなっただろうか?
言論なぞ全く自由で言いたい放題だし、むしろ知らせない自由の方が問題視されている。
今度は、ラインもできなくなると言って煽っているらしいが、手法があざと過ぎないか?

誰が何のために反対するかを注意深く見るようにしていると、いろんなことがわかるようになる。

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