2017年4月8日土曜日

元善光寺の近くは遺跡が多い

長野県飯田市内には、かつて520基を超える古墳があった。
1500年の時を越えて現在残る18基の前方後円墳と4基の帆立貝形古墳の纏まりを「飯田古墳群と呼ぶ。大半が、国の史跡に指定されている。

座光寺地区にある「高岡第1号古墳」のすぐ近くに、「恒川官衙遺跡(ごんがかんがいせき)」は、奈良・平安時代に伊那郡を治めていた「伊那郡衙(いなぐんが)」の遺構であり、出土品も多いことから、歴史を知るうえで重要であることから、これも国の史跡に指定されている。
ここから徒歩で10分たらずのところに、古刹「元善光寺」がある。
「元」とついているのは、善光寺が長野に移される前、一番最初に開山された寺だからである。
善光寺というのは、全国に150あまりあるといわれるが、「元善光寺」と長野の善光寺の双方に参拝しないと片参りだと言われている。

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