2017年4月24日月曜日

猿は馬の守り神だから

 割れた眼鏡は見えんから3円だという古道具屋の話しでもありませんし、三河遠江の三遠という地理歴史の話しでもありません。

 馬に因んだお話しです。
 日光東照宮の神馬をつなぐ神厩舎の長押(なげし)は、皆様ご存じのミザル・イワザル・キカザルの三猿が彫られてあることで有名でございます。
 で、馬小屋になんで猿なのかっていうと、馬の守り神は猿ということになっているからなんだそうです。
 午年の皆様、申年の人を大切にするときっとよいことがありますよ。

 ところで、日本では三エンということになっていますが、他国では四エンとなっているようです。水で薄めた酒で酔えんから4円なんてことではござりませぬ。

 論語に曰く、非礼勿視 勿聴 勿言 勿動(礼にあらざるものをみるなかれ きくなかれ いうなかれ おこなうなかれ)なんてのがあるから、それが影響しているのか結構多くの国に猿の彫り物や置物があるらしい。
 さるものは ひびにうとし・・・なに?意味が違うって?


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