2017年4月20日木曜日

次の大統領だってどうなるのやら

大統領選挙の前に、朴槿恵氏が訴追されるのだという。
罪状というのが何なのか、証拠があるのかどうか知らないが、韓国の歴代大統領の末路はあわれである。
どうにも馴染めないが、隣国では至極当たり前のようで、どちらかと言えば国民が煽っているようにも見える。
クーデター・亡命・暗殺・投獄・死刑・自殺、それでも大統領になりたいらしい。

儒教の教えが根深く残っているのか、易姓革命にも似て、前政権は根絶やしにして全て否定せずにはおかない国なのだと思えてならない。
全否定しなければ、政権の正統性を主張できないということだとすれば、継承して積み重ねることで発展させられることも失う結果にならないのではないのか。

ご自慢の李成桂による李王朝の樹立だって、前王朝への反逆だったのだから、反対勢力への粛清は酷かったように思う。
そんなにしてでも、中国の属国としてしか生きられず、日本が日清戦争で勝利してようやく独立を得られたのに、長くは続かなかった。
疲弊した朝鮮を近代化に導いたのは紛れもなく日本であるが、戦後できた韓国は、前政権である日本を全否定しなくては、政権の正統性を主張できないほど脆弱であった。
日本の統治時代が良かったなどと口にすれば生きていかれなかった。

どうしていつまでも日本のことを悪く言い続けるのだろうと疑問に思っていたが、易姓革命を未だに繰り返すのだと考えれば、合点がいく。

しかし、北の脅威に韓国一国では抗しきれない現実があるとき、日本を敵に回すようなことばかりしていてどうするのか?
先のことを考えなくて過去にとらわれているのが国民感情に馴染むなのだとしたら、せめて真実がどうであったのかくらいは、自ら知るべきだと思うが・・・

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