2017年4月14日金曜日

核保有国同士だから困る

白髪三千丈と同じで、大げさな表現なのかも知れないが、中国の歴史は桁が違う。

長平の戦い(ちょうへいのたたかい)は、中国戦国時代の紀元前260年に、秦と趙が長平(今の山西省高平市の近く)で激突した戦いであったとされる。
秦の勝利に終わったのであるが、戦後に秦の白起将軍により趙兵の捕虜40万が生き埋めにされたという。余りに残虐で、恨みを残した。
しかし、この人数は誇張されているとも言われているにしても、夥しい人骨は現実に発掘されたとも聞く。
趙の国一国の力が、一気に衰える原因となった。
昔から、残酷さは並みはずれている。日本のことをとやかく言えることではあるまい。

まあこの伝でいえば、南京の30万人というのも、向こうの話としては通りやすいのかも知れないが、人数も残酷さも日本のは事実ではなかろう。

そんな過去のことを論ってみてもどうしようもないが、喫緊の危機というのはありそうに思える。
半島がキナクサイ。
憲法があるから戦争は起こらないと、脳内お花畑満開のようなことを言ってる人がいるが、そんなことを言うのなら国連にも立派な憲章はある。
それで世界に戦争は起こらないか?と言ったら、そんなことは無いこと誰でも知っている。

厄介なことに、それらを破るのはいつも常任理事国でもあるロ・中・米の3大国が絡むことが多い。
北朝鮮が有事ということになれば、間違いなく日本に重大な被害が及ぶ。
話し合いが通用する相手ではない。
中国が絡んで核戦争ということにでもなったら、40万人どころではすまない。
組みしやすしと思われた国が、世界では今も、戦火の中にあるのが現実なのではないのか?

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