2017年4月22日土曜日

結果を出した選手というのは凄い

フィギュアスケートの浅田真央選手が惜しまれながら引退しました。
各国の一流選手たちも、心からのコメントを寄せました。誰からも尊敬される選手であったということなのだと思います。
才能だけで努力をしない選手というのは一人もいないと思いますが、みんながその努力を認めていたということなのでしょう。

今は、記録画像というのがあって、細部にわたって後からでも比較評価できます。
オリンピックで銀メダルに終わったときの金メダル選手との対比がされているものも、ネット上にはあります。
評価点をつけるときの重要項目、エッジの使い方、重心の位置、ポーズの姿勢からの柔軟性評価、支持を続けなければならない秒数、などなど採点表も提示していろいろを比べてあります。
それを見ると、つけられた採点数には疑問を持ってしまいます。

こういうものが有ることを浅田選手が知らない筈はないと思いますが、結果について不平を言ったことは無く、受け入れていると思います。
どの分野のアスリートも同じですが、一流となった選手はみな結果に対して潔い。

極論を言えば、選手というのは結果を残せばそれでよい。
しかし、一流となる選手は、歳が若くても、人格までもがも成長しているのが常です。

TVなどで、自分が達してもいない域のことをあれこれ言って批判する人というのが必ずいますが、気を付けないと自分の浅はかさを露呈する結果を招くことが多いようです。
好き嫌いではなく、結果を正当に評価できるということは、仮令部外者であったとしても大事なことなのだと思います。
プレッシャーを乗り越えて実績を残すというのは凄いことです。

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