2017年8月11日金曜日

野党が信頼されていない?

北朝鮮のTV放送や中国の放送で並べ立てられる言葉の数々を見たり聞いたりして、共感を覚える人たちは殆ど皆無に近いのではなかろうか?
身勝手で大仰な主張と、やみくもに他者を責め立てる姿は、反感を買う以外の何物でもないだろうと思えてしまう。

そこまで酷くなっているとも思わないが、日本の野党やマスコミは、かなり彼らに似てきたように感じる。
安倍政権は、彼らにとって相当都合が悪いことがあるのか、何としても倒したいとして見境がなくなっているようにしか見えない。
疑惑だ疑惑だと、違法性を追求できるほどの証拠も提示できずにする議会における質問も、居丈高であり、乱暴でもあり、日本人の心情には合わないから顰蹙をかう。

折角参考人も呼んで質問に対する答を得ても、そこから経緯を理解することもできず、或いは納得する気はないのか、何度でも同じ質問を繰り返す愚かさをみせつけられると、多数から学習能力がないのか?と呆れられていることに気づいた方がよい。
どう考えても無理筋なのである。
膨大な時間と国費を費やして大騒ぎしたけれど、そんなくらい熱心に議論しなければならない喫緊の重要課題があるのではないのか?
そこから目を逸らせたいがために、無理してでも騒いでいるということなのか?
もういい加減に正気に戻った方が良いと思っている人たちが増えてきているのではないのか?
そんなことだから、気づいてみると支持率を大きく落としているのは、野党の側であり、マスコミの側となっているのである。
まともにものを考える人は、マスコミが如何に隠蔽することで思惑通りにリードしようとしても、既に全体像を理解してしまっている。
引き時を見誤ったのだとしか思えない。

若者たちがマスコミのやり方を見破って信用しなくなったのは、ネットなど他の情報源をもっているからということもあるが、そればかりではないだろう。
若者たちは、よくアルバイトをする。サービス業に従事することが多い。
そこで苦労するのが、クレーマーに対応しなければならないという現実。
大した理由もなく責め立てられ、場合によっては土下座まで要求されるという現実を、身近に経験しているのである。それと同類ではないかと疑ってしまっている。
無理な要求に対して拒否反応を起こすのは当然なのである。
マスコミによるアンケート結果なぞも、やりかたの手の内が読まれててしまっていて、頭から信用していない。彼らの皮膚感覚を軽く見ない方がよい。ある意味での情報強者でもある。

もっとも嫌う表現が「国民が~」と頭につけてものを言う姿勢であろう。
そういう言い方をするのは、プロ集団だという括りにいれられてしまう。
一体どこのどんな国民がそう思っているのだ?と感じている。
俺たちは、そんなのと違うぞ、ということであろう。
国民の大多数の投票によって選ばれてできた政権を、一定の尊敬を払って遇すこともできないようでは、司会者やキャスターやコメンテーター等が正義の味方面してものをいったところで、「一体、何様のつもりなんだ?」という評価しかされないのである。

日本人は根底の所で謙虚だし、賢い。
どんな風にでもリードできるなどと勘違いしない方が良い。


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