2017年8月29日火曜日

ちょっと考えるだけで解りそうなものだが

どこをどう教育すれば、そういう愚かなことを信じ込める人間が育つのだろうか?

「日本が韓国を経済制裁したら日本の方が困る。何となれば日韓の貿易収支は日本側が黒字であり、それが無くなったら損をするのは日本だからだ。」と本気で思っているのだという。
日韓の貿易収支にしめる日本側の経済規模に占める割合くらいは、こちらはその気になればいつだって、代替先を求めることが可能なのである。

2016年の日本のサウジアラビアに対する貿易収支の赤字は前年比28.4%減の▲15,809億円。赤字は1988から一貫して連続している。
しかし、日本がサウジアラビアに「石油を買わなかったら困るだろう?」などということは口が裂けても言わないし、そもそもそんな考えすら起こさない。なぜならば、日本の根幹に関わることであると国民全てが理解しているからである。友好関係を損なうような行動はしない。
そういうのが普通の考え方なのだとは理解できないらしい。

内需による経済規模が小さく、製造業の製品輸出によって経済が成り立っている韓国の製品の殆どは、日本から輸入する精密部品や工作製造機械およびノウハウは必要不可欠で、代替先はあるまい。それなしでは、企業が継続することすら難しい組み立て製品が大部分なのである。
更に言えば、日本の金融機関が手を引いたらたちどころに潰える。

まるで中世だった国を併合により近代化させたのに、それを認めて感謝することもできず、捏造教育によって毒され、日本憎しのあまり、正常な判断すらできないとは哀れでならない。

米国が撤退し日本も手を引いたら、北朝鮮に飲み込まれる他あるまい。
韓国が主導して朝鮮半島が統一されることなどどう考えても無理な相談であろう。
専制君主の下で、李氏朝鮮の時代の苦しみを再び味わおうという覚悟もないのに、根拠もなく刷り込まれた感情に従うというのでは愚かすぎる。
そう思う人が少ないということなのだろうか?
日本側が望んだわけではないが、彼らがそれを選択するというのであれば、致し方ない。


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