2017年8月18日金曜日

事八日という日がある

現代ではあまり馴染みがないかもしれませんが、「事八日(ことようか)」といわれる伝統行事があります。
これは、月の満ち欠けを指標にした旧暦の名残をとどめる大切な習わしだとされている。
半月となる八日の月は、満月から晦日への中間を知らせ、古来、物事のけじめに用いられたのだという。
そんなところから、128日と28日を合わせて「事八日(ことようか)」と呼び、事を始めたり納めたりする大事な日とされています。

1年の農作業を終える日として、「事納め」の128日。農作業を始める日として、「事始め」の28日。前者は主に関西地方で、後者は主に関東地方で、様々な行事が行われてきたのだという。

両日とも、豆腐に針を刺す針供養の日でもある。

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