2017年8月3日木曜日

もはや打つ手はないのだろうか?

未だに決着がつかないどころか、約束を反故にして、関係が全くない外国の地に慰安婦像が建てられているのだという。

慰安婦問題は、戦後40年程も経た1980年代に出された吉田清治氏によるフィクション小説によるところが大きいのは、周知の事実となっている。
吉田氏が、大東亜戦争の最中に、軍令で朝鮮人女性を済州島から強制連行(「慰安婦狩り」)し、日本軍の慰安婦にしたと自著に記述したことによる。
これが朝日新聞に真実として長らく取り上げられたことで、国際問題化している「いわゆる従軍慰安婦問題」醸成の大きなきっかけとなった。

しかし、頭書から他紙による現地取材により、そのような事実はなかったとされたし、後の追跡調査では吉田の証言の客観的な裏付けは取れず、むしろ吉田氏の言う通りであるとするなら、彼はその当時14歳であったことなどの矛盾点を指摘されてもなお、それらを無視して捏造報道をやめなかった。

1995年になって、吉田氏自らが創作であることを認めたことにより、朝日新聞は渋々小さな訂正記事を載せたが、甚大なる被害を蒙らせた国や国民に謝罪はしなかったし、国際的にも記事訂正の広報を出すなどの行動はとっていないと思う。

最近になって慰安婦の郵便貯金通帳のコピーなどが出てくるようになって、韓国ではそれが証拠のようにいうらしいが、奴隷がそんな多額の残高を持つのは韓国の主張がおかしいのであって、彼女らは売春婦そのものではないのか、というのが国際的な認識となりつつある。
そんなこんなを報道機関たる朝日新聞が全く知らなかった筈はなく、明らかに反日偏向報道をしていたことになる。

朝日の記事が誤りであることが明らかになったとき、偏向報道というものが反社会的で許されないのだというケジメをつけることなく曖昧なまま放置したことで、その後も懲りずに偏向報道ができる素地を残してしまったように感じる。

使っている手段というのがせこくて、自分に都合の悪いことは事実であってもそれを隠して「報道しない自由」というのを振りかざす。
慰安婦の証言にあるという「ジープに乗せられて移動した。」だの「クリスマスは忙しかった。」だのを見るだけで、彼女らの証言の信ぴょう性を疑って当然ではないか。

慰安婦問題が事実であれば、それがどんなに困難なことであっても乗り越えなくてはならないが、偏向編集することで目眩ましされるようなことがあったら、それは双方の国の将来を危うくする。

ほとぼりが冷めれば潜めていた息を吹き返し、偏向報道に勤しんでいないか?
加計学園問題その他ここ一連の報道をみていて、そういう思いを強くする。
チェック機関はなさそうだから、国民一人一人が賢くならねば流されてしまいかねない。

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