2018年3月13日火曜日

ご先祖様のことも考えて

ひとを好きにならない人が、人から好かれるわけがない。誰かを大事にしない人は、誰からも大事にされない。
 東日本大震災の後、「何が大事だと思いますか?」というTVの取材質問に対し、「家族です。」と答えている子供たちが多かったことが、今も鮮明な印象として残っています。
人を好きになる最初は、家族であるのは当然であろう。
大震災が東日本を襲ってから7年が過ぎました。関連する報道を見ていると、まだまだその傷が癒えたというには程遠いということがわかる。
海に向かって黙祷する姿を見ていて、胸を締め付けられるようであった。

家族が好きで大事だという気持が、人を大事にするということの出発点だと思います。
自分を好きだと思ってくれる人には、何でもしてあげたくなる。
 思いやりの気持ちが、震災時あの驚異的な助け合いの行動に現れたのではなかろうか。

考えてみるまでもなく、自分が今あるのは、親がいて先祖がいたからだということなのであるけれど、意識がそこに向くことは少ない。
しかし、人と人のつながりの原点であることに疑いはない。お彼岸を機会にして、そういうことも考えてみると良いと思う。

人は決意を新たにするとき、先ず身の回りを綺麗にしようとします。
  そんなことが端緒となって、ご先祖様が望んでおられる子孫の運が開けてくる。


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