彼岸には 訪ね来りて名を告げよ 願いの幸を運びとどけむ
お願いがあって神社にお参りするとき、正式参拝で神主さんに祝詞(のりと)を奏上してもらったことのある人はお気づきだと思いますが、「○○に住いなせる○○が、これこれの願い事を申し出ています。」と、必ず住所氏名と願い事を神前に告げます。
神様は何でもお見通しなのだから、黙って祈れば通じるということではないのです。
昇殿参拝ではないときでも、神前で鈴を鳴らしたら、願い事をする前に、どこそこに住いなせるなんのだれそれでございますと、神様に名を告げるのが作法です。
これだけでも、願い事の通りがよくなる。
神主さんは、神様へのお取次ぎ役。個人で神様に願い事を述べるのは、平社員が社長に直接何かを要求するのと同じで、聞いてもらえることが殆ど無いのと同じです。
仲介者や紹介者がないと、世間一般の人間関係がうまく運ばないことは、ご存じの通りです。
手順と言うものが必要です。
それと同じことで、修行が行き届いたご先祖様は、神様や仏様に子孫の願うことを親身になって取り次いでくれる役目をしてくれます。
そういうことを知っている人は少なくなったし、敬うということに気を使わない人にわざわざ教えてくれる人というのは殆どいなくても当然ということになる。
お彼岸にお墓参りに行かれて、何かを気づいたという方は多いと思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、これは天候のことばかりでなく、日常の厳しい気がかりについても同じことかもしれません。
心を開いて素直に聞けば、普段の日常を過ごしている中で、ご先祖様が伝えてくるヒントやアドバイスが今までにも沢山あったのだと思い当たることが多いことでしょう。
ご先祖様のお参りをしているとき、何かを思い出したり、何かをふっと思い浮かべたりすることがあると思います。
実は、それが大事なことであることが多いようです。
墓石が汚れていると気づいた人は、お盆までには自分で墓石クリーニングをしてみると良いでしょう。清浄であることは、始まりのときにはいつでも重要です。
自分でもできる墓石クリーニング http://www.kng2321-cbs.com/
自分はできないけれどという方でも、知り合いに、このページURLを教えてあげると良いと思います。親切ということは功徳になるからです
上の世界はつながっているらしいですから、自分にも良いことがあるようです。
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