2018年3月31日土曜日

事態を進展させるような事実は出てこない

よってたかって責め立て、自分たちの書いたシナリオ通りの答えが引き出せなかったら、「疑惑はますます深まった」などとコメントするのではナンセンスそのものではないのか?
そもそも、そのシナリオ自体が間違っている可能性というのは考えないのか?
それともわかっていてやっているのだろうか?

確たる証拠もないまま疑惑だ疑惑だと、論理的というよりも感情的にものを言って、国民が納得しないという方向付けで印象操作を繰り返しているようにしか思えなくなってしまっている。
国民の大多数の代表者のような物言いは控えて欲しいものだ。
何故なら、多数意見が支持しないから野党だということなのだから。

総理夫人が何かものを言ったら土地の値段が8億円も下がるなんてことはあり得ないということは誰にだって判る。
土地の値段は財務省その他で手続きを踏んで決定したことは確かであろう。
前提として野田中央公園の土地の前例もあったし、どちらかといえば民主党政権下のそれにこそ政治家の関与があったのではないのかとの取り沙汰もされている。

国会での質問を見ているとかなり威圧的であり、どちらかと言えば不快感をさえ覚える。
国民が見ている場であってもそうなのであるから、野党議員が調査と称して役所を訪れて役人に問い質すときにはパワハラのようなことだってあるのではないかと推定してしまう。
国民の疑惑だと野党やマスコミは言うけれど、マスコミの調査結果ではなくネット上の調査だと全く違う結果がでるのをどう説明するのだろう?
ネット上の判断を下しているのは国民ではないとでもいうのだろうか?
マスコミの調査とは比べ物にならないほど多数の人が、誰の思惑の影響も受けずに出している結論を無視し続けることができるとでもいうのだろうか?

ネット民は自分で調べ自分で判断している。
だから政権の支持率が下がることはあっても、野党の支持率が上がることには結びつかない。
野党がそんな信用を得られるような働きをしているとは思っていないのではなかろうか?
政局を演出しようにもネタが弱すぎる。
証人喚問がうまくいかなかったら早速矛先を変えて、北朝鮮が~とやるのは見苦しさしか感じさせない。そういう外交上の重要課題の審議を阻んできたのは誰なのか?

議員本来の働きを示さないとならないときに、優先すべき事案を誤っていないだろうか?
国の根幹を揺るがしかねない疑惑であったら、もう内閣総辞職か総選挙という動きに繋がっていても不思議ではないのである。

日本は三権が分立している国である。違法性があるというなら、司法がそれを調べ断罪すればよい。
国会をいつまでも空転させ、重要案件の審議がされないままでいることへの責任は、一体誰がとるというのか?それも他人の所為だとするつもりなのか?

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