2018年3月28日水曜日

野党の思惑通りにはいかなかった?

身を修め、自分自身の精神と肉体を磨き続けるという教育というものがあったから、日本はこの小さな島国も関わらず文明開化以後に急激に発展を遂げ、欧米列強と対等に戦える国力を持つに至った。
その強すぎる日本人の精神的基盤となっている教育勅語は、それを恐れたアメリカにより廃止されてしまったが、日本人の倫理観として色濃く残ったものが民度の高さを維持する遠因となっているように思える。
なんと、日本でGHQが消し去った教育勅語がアメリカでは今、The Book of Virtue』という本となっていて、聖書に次ぐベストセラーになっているのだという。
その全てが良いとは言わないが、人として育つのに必要だと思われる理想が掲げられていると思える。

教育勅語に基ずく教育を謳い文句に掲げた籠池氏は、どうもその本質は違うところにあったように思えてならない。
天皇陛下の名を騙るくらいだから、安倍昭恵夫人を利用しようとするくらいのことは朝飯前にやってのけたと思えるし、補助金詐欺もやったことが明らかとなってしまっている。
その籠池氏のどこを信じられるとしているのか解らないが、野党もマスコミも利用できればなんでもよいとして臆面もなくつかっているのではないのか。
そもそもの発端は籠池氏の小学校を潰したいことから浮かび上がってきた土地問題ではなかったのか。

佐川氏を国会に呼んでの証人喚問も、野党議員は酷かった。
隠し玉があると豪語していたがどうだったというのか。
何とか引っかけ手を使って言質をとろうとする質問に終始し、それができないと捨て台詞のような言葉を吐いて質問を終わらせるしかなかった。
自白以外は証拠がないとするなら、どっかの国の時代劇ドラマそのものではないか。

嫌がらせのように安倍夫人の名を繰り返しても、得られた結果は政治家の関与も安倍夫人の関与もなかったという証言だけであった。
偽証罪に問われる場であるから、それが嘘であるとは思えない。
「国民が期待する証言はえられなかった。」と野党議員はコメントしているが、嘘を言えという意味と同義語ではないのか。
文書書き換えは犯罪となるだろうが、土地取引に違法性はなかったということらしいから、問題点を整理して追求して欲しい。
総理が土地取引に関与していたとは思えないし、文書の書き換えは野党やマスコミにあらぬ疑いを賭けられるのを避けようとしたというのが本音なのだと思えてならない。
真実を明らかにしようというよりは国会を空転させるのが目的のようにさえ見えてくる。
土台無理筋なのである。
そんなことをやっているうちに、どちらかと言えば野党側に不利益なことが証拠付きで次々浮かび上がってきそうな気配が濃厚となってきているのではないのか?

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