2020年1月24日金曜日

野党は何も変わっていない


通常国会が始まった。
内外に対処しなければならない重要な問題が山積しているときでもあり、前向きな議論を期待したが、野党の代表質問を聞いて落胆するほかなかった。情けなさ過ぎる。
政策の重要性の順位さえ意識できないのか?
桜の鑑賞がどうだのこうだのと、血相を変えて最初に質問することなのか?
自衛艦の中東派遣についてもそうである。すぐにでも戦闘行為が起こり、死者が出かねないといい、自衛官の命が大事だと言うが、そういう彼らが普段、自衛隊員を大事にしているとは全く思えない。
自衛官の命が大事だというなら、そこを航行するタンカーの乗組員をどうするというのか?
危険だからタンカーも航行することをストップしろとでもいうのか?
原油が入ってこなくなったら、日本の経済は成り立たない。
国益の自衛のために派遣されるのであるから、事前に中東諸国には説明を果たし、賛同も得て派遣しているのである。
中東諸国も、タンカーの往来ができ無くなれば彼ら自身も困ることになるから、安全の確保には協力的なのだという。
野党も反対するばかりでなく、自衛隊員の安全が確保できるような手厚い法案を提示し、隊員が安心して職責を果たせるように働きかければ、政党支持率も上がるのではなかろうか。
国益を無視して政局だけを考えていたら、ますます国民からの信頼を失う。

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