2020年3月10日火曜日

もうどこも助けてはくれなさそう


世界の100か国以上から入国制限をされる状況に至った韓国は、GDPの7割以上を外需に頼る国であるから、出張もままならなくなったら、経済に与えられる影響は壊滅的になる。
レバノンの次は韓国がデフォルトのやむなきに至るのではないかと危惧されてもいるが、これまでの日本と違って、援助しようとの機運は全く盛り上がらない。。

日本は敗戦後の焼け野原の中から、国民が一丸となって真剣に働き、奇跡的ともいえる復興を成し遂げた。
日本にできることは韓国にだってできると考えたのを間違いだったとは言わないが、採った方法が良かったとは決して思えない。
日本の2600年に及ぶ歴史の中で培った基礎技術・教育程度・額に汗して働くことの美徳・他人への敬意と思いやりと精神構造は、併合時代の数十年くらいでは、彼らの基礎力を上げるには至らなかった。出発時の基礎力が圧倒的に違ったのである。
競争心をもって励むことを咎めだてはしないが、過度な競争心を煽り立てる手段として反日を根底に置いたことが間違いだったことは確かであろう。
自力で近代化を図ることができず併合されてしまったのだという謙虚な反省があったなら、是は是、非は非として、学び発展する道はおのずと違ったはずである。

日韓基本合意は、日本側が全面的に譲歩したから成立したのだと思っている。
本来、賠償の対象国とも思えない国が言いたい放題に要求した金額は、双方の議論を詰めていく段階で、どう計算しても7000万ドルが最高限度であったとされる。日本が求めることのできるインフラ資産や個人財産を考慮したら、日本側の貰い分の方が多かったのである。
にもかかわらず、韓国の国家予算の3~4年分の3億ドルを支払い、その他にも2億ドルを出したのであった。それは日本が戦後爪に火を点す思いで必死に蓄えた外貨の大半であった。
それだけに、日韓では全てが決着したということで合意したのである。
その後も日本は、韓国の発展の基礎となる技術やインフラに援助し続けてきたのである。

日本が世界から評価され、韓国が軽んぜられるのが不満らしいが、世界諸国は韓国の今があるのは日本のお陰であるというのが共通認識である。それを知らないで、いつまでも文句を言い放題なのは韓国人だけであろう。
感情を優先させて騒ぐことばかりしていると、根本原因にはいつになっても気づけないということであり、経済危機だって何度も繰り返すことになりかねまい。

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