2020年3月8日日曜日

拉致被害の解決は遠い


映りだされた映像に思わず仰天した。
青山繁晴議員が拉致被害者救出関連の質問をしている真最中に、青山氏の斜め後ろに座っていた福〇瑞〇議員が配布された資料をそそくさとまとめ、議場を去る場面が鮮明に放映されていたのである。
資料を持ち去ったのであるから、議場に戻る気がないことも明らかだということになる。
同議員は、人権だのme too運動だのパフォーマンスまがいのことには熱心だが、何を考えているのかについてはどうにも信頼できないでいる。
慰安婦問題が起こった時はその先頭に立ち、強制連行については直接関係がないと言い張るつもりかも知れないが、河野談話の発表に至る過程で一役買った側にいたことは紛れもあるまい。

強制連行などという言質をとられたことで、拉致問題に関し北朝鮮側に口実を与えたのが、その問題解決を遅らせることにつながっているのだと思えてならない。
自らの過去の経緯からみても、拉致被害問題解決には必死になって取り組まなければならない立場なのではないのか?
選挙区で当選できず、辛うじて比例代表で議席を得ているということは、その重い責務を果たさねばならないのだという意識がなくてはかなわぬ。その責任感が皆無なのではないかと疑われてもしかたのない態度をとるべきではなかった。

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