2020年3月7日土曜日

政治と病気は違う


韓国の康京和外相は日本の入国制限強化について、富田浩司駐韓大使を呼びつけ「不当な措置だ。非友好的なだけでなく非科学的で、速やかな撤回を強く求める」と述べたという。
この国はいつもそうだが交渉ではなく、頭ごなしに要求を突きつけるが、ますます関係を悪化させるだけではないのか。

つい先日にも、韓国人バレエダンサーが新型コロウイルス感染拡大を懸念し「自宅待機」を言い渡されていたにも関わらず、恋人と日本旅行をし、よせばいいのにSNSに写真投稿し非難の声を浴びているとのニュースがあったばかりである。
そんな人が多いから、彼の国の感染者数は増大の一途をたどり6000人を超え、この異常さを見た世界百か国以上から、韓国人の入国制限を受ける事態となったのではないのか?
文句を言う前に、自国内の感染者増加を防ぐのが先なのである。
日本に対してだけ制限の撤回を要求しているようだが、中国には一言もものが言えていまい。
その中国は、日本の中国に対する入国制限強化に対して、世界の公衆衛生を護るためということで理解を示しているという。
そうはいっても、中国がWHOと組んで、ウイルスの発生を隠蔽しようとしたことを思えば、そんなくらいで済む問題ではあるまい。
日本国内では、人が集まる場所での経済的・心理的被害は甚大であり、その収束の目途はたっていない。どう考えても、日本が一番割を食っている。
情報の収集力が弱いことと、変に中国や韓国に忖度したような報道姿勢も、初期の対応を誤った原因のように思えてならない。病気の蔓延を抑えるのは、政治的な判断と違うのだと考えないと、この先に同様の問題が起こった時に対処できない。

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