2020年3月15日日曜日

肉食は怪しからん?


体に良い食べ物と悪い食べ物というのは、いったいどれくらい変遷してきたのだろう?
とにかく、言うことがコロコロ変わる。

酷いときには同時期に良いから食べろという説と、悪いから食べるなという説が並行していた。
ざっと挙げるだけでも、肉・納豆・卵・牛乳・コーヒー・チョコレート・ピーナッツ・塩・サラダオイル・炭酸化物・米・麦・柑橘類などなど、いったい何を食べればいいのか判らなくなる有様。
特に言われたのが、肉は食べるなということであった。
ベジタリアンと称する人々が、家畜を飼う農家に大挙して押しかけ、その生業を否定する運動というのがヨーロッパでは盛んらしい。自分が野菜しか食べないというのは勝手だが、暴力的にそれを他人にも押し付けるのはいかがなものだろう。
動物には命があるのだと主張しているが、植物にだって命はある。

野菜だけを食べていると気持ちが消極的になり、肉を食べるのをやめると積極性がなくなるとい説もある。
日本では仏教伝来以来肉食を避けるようになっていたが、それ以前の狩猟採取時代からのことまで通して考えると、植物性の食べ物ばかりではなかった。
何にしてもそればかりを沢山たべたり、偏った食生活をすれば、障りは出てくる。
薬だって沢山摂取すれば毒になるし、毒だって少量なら薬になる。

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