2020年3月23日月曜日

花を食う鳥


クロッカスの花芽が葉っぱと一緒に無残にも千切れて散らばっていた。
ヨトウムシでも発生したのかと思ったら、ヒヨドリが原因らしい。
カラスが上空を飛んでいるときには、これを恐れてヒヨドリがやってくることはなかった。
日本ではカラスを見ることが珍しくもないが、韓国では殆どカラスを見ることがないのだという。
それは、カササギがいるからだというが本当なのだろうか。
カササギは、カラスよりも強く、頭の良い鳥だという。

カササギPica pica)は、鳥綱スズメ目カラス科の1種の留鳥である。別名にカチガラスもしくはコウライガラスがある。
日本では佐賀県にはいるらしく、佐賀県の「県の鳥」に指定されています。佐賀県を中心とはしているが、その他の県でもまれに生息が確認されるようになっているようである。

朝鮮半島でも、香港でも、また、北米、欧州でも、市街地でごく普通に見ることのできる、カラス科の鳥で、肉眼で見ると、真っ黒と真っ白とのコントラストがはっきりしているので、見間違うことのない大型の鳥です。
日本の昔話には出てきませんが、中国では、このカササギが幾羽にも連なり、77日の七夕の日、織姫と牽牛を天の川を渡って引き合わせる、掛け橋の役割を果たすものとして描かれた伝説が多く残っているようです。
この鳥は、際立って目立つ外観にもかかわらず、鳴き声は意外と地味で、ヒトの耕作する穀物を雛の巣離れする一時期を除きカラスほどには悪食することもなく、極めておとなしい習性の鳥であり、かつ一夫一婦制を終世守ると信じられていることから、幸せを呼ぶ天帝の使者として愛されてきたようである。



0 件のコメント:

コメントを投稿