2020年3月26日木曜日

K国は解っていないようだが


経済的に発展してきて得られた利益を使い軍事力の強化を図る国が、信頼できなくなるのは当然の流れであろう。
できた資金を先進国の企業への投資に使うのはまだしも、真の狙いはその企業が開発した先端技術のパクリであることが段々に明白になってきてしまったこともあって、米国が中国の封じ込めに向かったのは、トランプ大統領の考えというより、議会の両院ともに大勢がそうなっていることを推定させる。
中国包囲網が構築されることになっても仕方がないくらい、軍事力への傾きが大きすぎることで、世界が危惧するに至ったのだと判断した方がよさそうである。

そんな世界情勢の中で外交音痴のK国は、北朝鮮を重視し、中国に擦り寄り、反米を煽ることで米軍が自ら撤退してくれるように持っていきたいのであろうが、米国としては願ったり叶ったりなのではなかろうか。
米軍の撤退、米国人の韓国内からの引き上げが終わったら、北朝鮮を攻撃することに対する躊躇いは極端になくなる。それは北朝鮮が最も恐れるシナリオであろう。

米国が対中国ということでロシアとの利害が一致して仲直りを図れば、中国は周りを完全に包囲されることになり、それでなくても怪しくなりつつある経済は持ちこたえられなくなる。
米中貿易戦争というのはそういうことなのだと読むことができないと、判断を誤る。
北朝鮮による短距離ミサイルの実験は、韓国を視野にいれたものであり、北が生き残りを図るならそういう選択肢になる。

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