2020年3月11日水曜日

まだまだ広がりそうなのだから


中国の武漢が発生源地であるとされる新型コロナウイルスは、当初にWHOも含めた隠蔽工作といわれても仕方のない対処方法も影響してか、あっという間に世界に拡散してしまった。

主な国・地域の感染者数は、以下のように発表されている。
7日午後10時半時点、米ジョンズ・ホプキンス大や各国の集計から)

中国 8651人(死亡3070人)
韓国 7041人(死亡48人)
イラン 5823人(死亡145人)
イタリア 4636人(死亡197人)
日本 1155人(死亡13人)・・・クルーズ船を含むから、実際はもっと少ない。
フランス 716人(死亡11人)
ドイツ 684
スペイン 401人(死亡5人)
米国 338人(死亡14人)
スイス 214人(死亡1人)
オランダ 188人(死亡1人)
英国 164人(死亡2人)
ベルギー 109
ノルウェー 108
香港 107人(死亡2人)
オーストリア 66
オーストラリア 63人(死亡2人)

日本の対応に批判的であった西欧諸国は、感染者がもう日本以上となっている。

我が国でも関係機関が力を尽くし、対応に心血を注いでいるが、聞こえてくるのは批判ばかりのように思える。
対応策を構うじるとなったら誰もがその不自由に甘んじなければならないだろうに、喧伝されるのは個人の都合ばかりであって、協力する気を削ぐのが目的のようにさえ感じさせられる。
一番被害が少なくて済むのは、極論かも知れないが、ウイルスの潜伏期間だという14日間全ての活動を停止してしまい、自宅待機などで抑え込んでしまうことであろうが、そんなことをしたら、蜂の巣をつついた以上の大騒ぎになるに違いない
強権を発動できそうな中国でさえ、流石にそこまではできなかった。

文句を並べ立てている人たちが口にするのは「対応が後手後手だ」ということであるが、ならば伺いたい。
「あなたの考える先手って、どんな方法なのか?」
エボラやペストやコレラほどの致死率でなかったことだけが救いなだけである。

誰もが文句のつけようがないのは、副作用のない特効薬ができることであろうが、そう簡単にいくことではない。

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