2020年3月27日金曜日

イタリアには中国人が多い


統一戦線というのは、中国共産党に利する活動を組織したものであり、世界中に魔の手を伸ばしているが、組織そのものを最近は隠すこともなく、かなり大っぴらにしているようである。
スパイ防止法すらない日本などは一たまりもなくやられてしまう。
米国では、統一戦線方式と呼ばれる中国の対米工作に関する調査報告書が発表されたことをきっかけに、習近平政権が「統一戦線工作」によって米国の対中態度を変えようとしていることが明らかになった。
その結果、米国全体の対中姿勢が激変し、官と民、保守とリベラルを問わず、「中国との対決」が米国のコンセンサスになるという流れができているようである。
イタリアでコロナウイルスが大流行してしまったことには原因がある。イタリアにはやたらに中国人が多い。統一戦線の思惑も根深く入り込んでいるのではなかろうか。
イタリアといえば、ファッションの高額ブランドが数多くあることで知られている。中国にその下請けをする工場ができたが、中国の金持ちはそのブランドがメイド・イン・チャイナとなっていたのでは買わない。
そこで、イタリアに現地法人をつくり、低賃金の中国人を合法非合法含めて採用することで製品をつくることにした。当然のことながら価格競争力がある。
イタリアの毛織物産地として有名なプラート(県)では、イタリア人企業が減少する一方、中国人企業が増えているという。
プラートの繊維関連企業8000社のうち2000社を超える企業が中国系のものと言われている。
プラートの人口は24.5万人のうち、約10%を外国人が占め、その4割ほどが中国人だという。
中国人は、戦後から60年代にかけてイタリアの流入してきた。最初はローマやミラノなどの大都市で中国料理・食材店や雑貨屋をはじめ、そこから広まっていった。プラートへは、1990年前後から少しづつ流入していき、1990年には38人だったのだが2000年代に入ってから急増し、不法滞在も含めると3万人くらい居るのではないかという。

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