2020年3月12日木曜日

一難去らずにまた一難か?


近所の八百屋さんにC国の人が野菜を買いに来る。
「国産の野菜を下さい。」と店主に声をかけているから、愛国心があって、出身国の野菜を求めているのかと思ったら、そうではないらしい。
国産とは日本産のことだと、店主が笑って説明してくれた。農薬まみれの危険性を十分に知っているからということになる。

中国は、あまり知られていないが食糧輸入国である。農地は広くても安全な作物を効率よく生産できない。大豆などを家畜の飼料として使うが、輸送費をかけた米国産と較べても価格競争力が落ちるので、飼料も輸入頼みだという。
コロナウイルスの陰に隠れて報道されないが、これから問題になるのは飛蝗の襲来。
別名サバクトビバッタともいうが、野菜どころか植物を食べつくす。
しかしもっと怖いのがツマジロクサヨトウだという。
大量発生する蛾の幼虫で、これは根元に潜み、植物を根絶やしにするほどの脅威をもっているが、それにもまして恐いのが、殺虫剤に対する耐性が強くて、駆除の方法がないのだとされていること。
これが大発生したら、食糧危機に直結する。
ツマジロクサヨトウSpodoptera frugiperda)は、南北アメリカ原産の農業害虫で、 トウモロコシ、ソルガム、サトウキビ、野菜類等、80種類以上の作物に被害を与える。この蛾は1世代で500km1晩で最大100km移動するなど長距離飛翔することが知られています。




0 件のコメント:

コメントを投稿