2020年4月19日日曜日

責任逃れなのではないかと気になる


隠蔽事実を否定したいのか、中国がコロナ感染者数とそれによる死亡者数を僅かばかり訂正した。
そんなことをしても、だれも信じないであろう。
中国政府が発表することを頭から信じない武漢の地元民は、感染の大流行の前に500万人が武漢から脱出していたという。しかもその中でも金のある者は6万人もが海外に出たと言われる。
その全員が保菌者だったとは言わないまでも、その疑いは非常に多い。
春節での中国内での大移動も、感染者を爆発的に増やしたであろうことは容易に想像できる。
統計が信じられないことは今回に始まったことではないが、現在の米国での感染者数を考えたとき、中国人の感染者数がそんなものであるとは思えない。
しかも終息宣言までしているのであるから、どんな治療方法を用いてそれを成し遂げたのかを世界に開示する責任はあるのではないのか?

責任といえば、WHOの対応も批判の対象となっている。
テドロス事務局長もそうであるが、公衆衛生学の専門家で、WHOの上級顧問を務める渋谷氏だってそうであろう。度々テレビに出演して、日本は対応が遅すぎるというのが口癖だが、どの口がそれをいうのか?毎回それしか言わない彼を番組で使うTV番組も、いかがなものかと思う。
殆ど意義のある提言をしたことがない。
それよりも先に、自社内に感染者が出ているのに、会社を封鎖してもいないし、感染を疑われる人に何人どのような対応をしたのかを知らしめる立場にあるのではないのか。
個人の趣向にまで文句をつけたくはないが、職業としてそれに携わるときは、それなりの外見を整える。清潔さを求められる医師なら、少なくとも不精髭で人前にでることは避ける。

報道というのも冷静になって判断する気になって捉えるようにすると、いろんな思惑が透けて見えてくる。
例えば、中国が他国に医療援助するニュースでは、被援助国でその受領をセレモニー化している場面が映し出され、それがそのまま世界中で使われているようだが、どう考えてみても宣伝臭の方を強く感じてしまう。援助は有難いことであることは間違いないけれど、フランスだってドイツだって他国に医療援助をしている。しかしそれは人道上の行為であるから当然のこととして宣伝なぞしていないし、ニュースにもしていない。もっと違和感を覚えるのは、台湾のしている医療援助に対してである。中国に忖度してなのかどうか知らないが、まともに国名をあげて謝意を表明することさえしない国すらある。
政治色や宣伝色のない報道に心掛けないと、人としての判断を誤りかねない。

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