2020年4月23日木曜日

武漢の次は黒竜江省?


新型コロナウイルスが発生し、クルーズ船の寄港もあってそれが猛威を奮いそうな予想もあって、在外邦人をチャーター機で帰国させることができた頃には、これでひとまず終息の方向に向かうのではなかろうかと思っていた。
若年者は罹患しても命には別条がなく治るなどという情報が流れ、それに罹ることは自己責任だからという安易な判断を助長した。
自分が保菌者として他人に感染させることに重大な影響があるのだという観点を喚起することが報道にはなかった。
どちらかといえば、対策を遅らせることに関係しそうなことを多く扱っていたように感じる。
野党は相変わらずで支持率を落とした。

医療崩壊が起こりそうな中、命がけで働かなくてはならない医者・看護師・自衛隊員その他の自分が感染するかも知れないを心配しつつも、社会のために献身的努力をしてくださっている方々への貢献に対し、一人一人が意識すべきである。
中国に派遣されている記者たちが、現地で危機感を覚えることが全くなかったとしたら、取材力に疑いを持ってしまう。実情を掴んではいたが、報道しなかったのではないかとの疑いの方が根強くのしかかってくるのを否めない。ネットではかなり前から警鐘を鳴らしていた。
なんだかんだ言われても、世界諸国のように感染爆発しないでいるのは、日本人の多くが自分勝手な行動をとらないからだと思う。
自分・相手・社会の三方良しを自然に考えられる民度が残っていることも大きい。

日本では感染者の治療が無料であるとの噂があったらしく、大挙して来日者が押し寄せたのだというのは、フェイクニュースであって欲しい。
入院患者の国籍も発表しないが、外国籍の人が50数パーセントに及んでいるのではないのかとも言われる。在日でもない彼らが日本人のベッドを奪っているというのだろうか?
日本人と在日外国人の人口比率通りであればとやかくはいえないが、どうもそうではないらしい。
殊に入国制限を発令する直前には入国者数が増えたという。
それが緊急事態宣言が出ることになった一因ではないかとなると堪ったものではない。
治療目的だけで入国した者であっても、3か月以上国内に滞在することをもって、10万円支給の対象になるのだろうか?

武漢は収まったというが、黒竜江省では感染者数が増大しているという。人工的に作り出されたウイルスではないかとの疑いも持ち上がっている今、隠蔽体質で乗り切れるものではないから、世界中で協力しなければならないのに、責任逃れのようなことばかり言っているから、アメリカに続いてフランス・ドイツ・イギリスなどの欧州諸国も中国批判を公然と口にするようになってきた。日本はどんな立場をとるのだろうか?

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