2020年4月2日木曜日

入国制限はやむを得ないのでは?


TVを見ていたら、黒縁の眼鏡をかけた F氏が得々として持論を述べていたが、どう聞いてみても一面的な見方なように思える。
「まだまだできることは有る」というのであるが、それはその通りであることに反対するつもりはない。
しかし、行政に携わる関係者が知りうる限りの情報の下に判断して構うじている手段に、専門外の人が口を挟むのはいかがかと思ってしまう。
情報量が圧倒的に違う中でなしていることを、軽々に批判できない。
日本国内でのコロナウイルスによる死亡者が、世界各国に比べて極端に少ないことにも表れている通り、担当者は頑張っているのである。
ものごとには順番がある。
特効薬ができるには時間がかかるのであるから、まず時間稼ぎをしなくてはならない。
診断や治療方法、治療器具不足への対応、治療技術者への研修、今ある薬を使っての効果への治験等々を整えるのには、とりあえず感染者の増加を極力おさえこまなければならない。
外出の自粛や海外からの来訪者の制限は、現段階ではやむを得ない措置だと思う。

中国ではコロナウイルスは終息したなどと発表しているが、それを信じている人など殆どいまい。
マスコミなどではそれを信じているようだが、新たに外国から感染したということにして、罹患者数増加を発表するであろうことは目に見えている。
判ってはいても、それを表立って指摘できないことは、外交上仕方がない。
或いは、そういう情報を集める能力が弱いのかも知れないが、もしそうなら、それを収集できる組織を作らねば、国としてなんともならない。

素人がTVなどに出てきてバランス感覚も総合的判断力もなしにものを言うことで、足を引っ張っていることもあるのではないのか?早い話が「外出を自粛して下さい」というのさえ反対しているのではないのか?
F氏が「ウイルス感染を終息させるには、今のように外国人の入国を制限するのではなく、自由に往来できるようにすることの方が大事なのだとまで述べたのには驚いた。
現時点で最大の防御手段は隔離策なのではないのか?

厚生省は否定しているが、巷間に流れている噂では、日本国内の新型コロナウイルス感染者の3割は外国籍の人が占めているという。

新型コロナウイルスの感染が広がることはグローバル化している世界の中では止むを得ないことかも知れないが、「感染のペースが速すぎること」は問題であろう。医療制度が維持できなくなるからである。
日本国内で新型コロナの陽性反応が確認された外国人の数が急激に増えていることは大きな懸念材料と言わざるを得ない。
  • 3月1日時点での日本国内陽性反応数: 224
    • 日本国籍: 180
    • その他: 44
  • 3月27日時点での日本国内陽性反応数: 1349
    • 日本国籍: 934
    • その他: 415
日本国籍保有者の方が陽性反応者の絶対数は多いとは言え、人口割合でみたら、圧倒的な差がある。患者数増加のペースがまた異なる。
日本人の新型コロナ患者数の増加は「5倍」であるが、日本国内に外国人の新型コロナ患者数増加は「10倍」と無視できる差ではない。これは、新たに入国した人たちからの感染ではないのか?

0 件のコメント:

コメントを投稿