2020年4月26日日曜日

無理しすぎなのでは?


コロナ問題だけではなく、中国のボロは世界中から噴出するようになった。金の力だけで押さえつけていられなくなったのだろうが、世界の秩序を組み立てなおすということになると、難しい。

特亜3国は、国内的には強烈な指導者の下でないと国民がまとまらないからやむを得ないとしても、そろそろアキレス腱ともなりかねないチベット・ウイグル・モンゴルくらいは、中国の軛から解き放った方が、安定的な国家運営ができるのではないかと思えてならない。
このところの中国は、軍事力を強めて対外的示威行動色を露わにしているが、そんなことをしなくても、世界諸国は中国の崩壊や解体までを望んでいるとは思えない。
なんとなれば、中国国内が紛糾するまで追い込んで分裂するようなことにでもなれば、保有している核兵器がどのように分散してしまうかを恐れるからである。
ソフトランディングには様々な困難が想定される。

その昔、ソ連崩壊以前の10年では、ソビエト連邦は公式に15のソビエト社会主義共和国(SSR)から構成されていた。ソ連として保有していた核兵器は、ベラルーシ・ウクライナに偏っていたこともあって、比較的平和裡にそれらはロシアに移され、難民なども出さずに収まったが、中国の場合は違う。
中国の軍は国の軍ではなく共産党の軍である。現在は5つの軍区にわかれているというが、それらの軍を掌握している共産党の実力者が、中国中央政権の権力者でもあることは考えるまでもなかろう。
彼らが権力闘争に走り内部紛争でも起こそうものなら収集がつかなくなる。
厄介なその現実を解決する智慧はまだ無い。
国際ルールを各国が守り、世界平和を構築していくためには、まだまだ乗り越えなくてはならないことが膨大に残っている。

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