2020年4月24日金曜日

被害を与え過ぎた結果が恐い


日本国民は恒久の平和を念願し人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した。

ご存じ、日本国憲法の前文である。
日本の国語は、文章にするときの約束事が多い。
諸国民の公正と信義「に」信頼して、という表現の「に」という表現が、およそ日本語の助詞としての用法でないことをもってしても、明らかに外国語で書かれたものを大急ぎで翻訳して使ったものであることを窺がわせる。
内容に問題がないならまだしも、国際情勢も変わってきている現在、実情に合わせた自主憲法を検討するべきではないのか?
ニュースに取り上げられることがないから知らないでいる人が多いが、尖閣諸島へのあからさまな侵犯は度重なっていて、憲法上の制限がある日本は、殊に現場の人たちが対応に苦しんでいる。

支持率を極端に落としている野党と、偏向報道に勤しむオールドメディアの強かな反対運動に国民は影響を受けすぎていて、この議論はなかなか前に進まない。
憲法を改正すると戦争になるというのが彼らの宣伝文句なのであるが、話は逆であり、毅然とした対応をとれることが戦争を防ぐのだと思う。
野党第一党だと思い込んでいた立憲民主党は、その支持率が僅か3.7パーセントにまで低落し、かつての社会党の末期を彷彿させる。
それはそうだろう。国や国民のことを考えるより先に何かの憑き物にとりつかれたように、反日的な動きに終始していたのではそうなる。
後の祭りということになっても、彼らが責任を取ることは絶対にないということが国民から見透かされてしまったということに他ならない。。

流石にマスコミもアジア諸国という表現が通用しないと解ったのか、それを使わなくなってきているが、日本国憲法に露骨に口を差しはさみ、反日的な行動を取るのは特亜3国のみではないのか?と気づいた国民の意識を、もはや覆せまい。
そのいずれの3国ともに、日本を仮想敵国と見做し、影に日向に日本の足を引っ張る。頻繁に領海侵犯は繰り返すし、兵器の備えも対日と思えるものがこの3国には多いのである。
日本批判が事実に基づくものであればやむを得ないが、大半は捏造・あるいはプロパガンダによるものであるとしたら、いつまでもそれに配慮しているわけにはいかない。

半島に住む国民も何を勘違いしているのか、日本が再び侵略を狙っているのだとして、自国の軍事力を強大にしなければならないという意見を述べているのをネット上で度々目にするが、その無知ぶりには腹が立つだけである。日本は頼まれたって半島を統治しようなんて思わない。そんなかかわりを持つことには金輪際懲り懲りしている。
ゆえなく集られて、既に出してしまったものを返せと言っても仕方ないが、ただ、竹島と拉致被害者は返してもらわねばならない。それすら通常の国にならなければ難しい。

それよりも気にかかるのは、新型コロナウイルスの世界的蔓延に対し、中国に損害賠償を求めるとする国が増えてきていることである。経済的にも疲弊の度合いを深める中国がそれに応ずることはあるまいが、包囲網が構築されるようなことになれば、軍事的に暴発することはありそうである。病原菌対策に世界各国が必死になっているドサクサに紛れて、軍事的行動を露骨にしている様子を見ると、不信感が増大する。
万一に備えるのが国防の要諦なのではないのか。

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