2020年7月20日月曜日

道理は引っ込まない


四面楚歌となり、経済も外交もいよいよニッチもサッチも行かなくなったようである。
日本相手には無理を通せてきたことに味をしめ、何でも思い通りになると思っていたらしいが、世界が相手となると、そうはいかない。
捏造教育で国民を洗脳してきたが、それによって火病を起こした国民の後押しくらいでは、何ともなるまい。
K国は、日本の協力がなくては何ともならないことが沢山あることを、国民に知らせていないようだし、戦略物資の横流しが世界にばれていることも伏せたままのようだ。
昨年7月に、日本は戦略物資の輸出管理を強化したが、これは安全保障上の措置である。
WTOに提訴すると言って息まいているが、安全保障が貿易に優先するというのは、世界の常識である。まあ、国際法を遵守するということすら理解できない国であるから、騒ぎまくるしか能がないにしても、本当に世界中から相手にされなくなるだけである。

中国も困ったものである。米国と貿易問題で争っているようだが、経済的なことだけではあるまい。安全保障上の相克が深く関わっている。
外交上一国でも多く味方につけなくてはならないのに、ここ数年で積み上げた国力を過信してか、次から次へと紛争に結びつきかねない行動を起こして孤立化への道を選択しているように見える。
一帯一路というのも、中国のみに利益がある政策だということが明らかになってきて、アフリカ諸国では、次々に破綻しているという。
友好的なのは北朝鮮とドイツくらいであり、擦り寄ってくる韓国を加えても、はなはだ心もとない。国内の治安だって見過ごせまいに、外への覇権を優先させてどうするのだろう。
ファーウエイは軍とも共産党とも関係がない一般企業だと強弁しているが、英国がその採用を中止したら、中国大使が「それをしたら中国の敵国と見做す」と凄んだことをもってしても、それが中国の国策会社そのものであることを露呈している。
政治問題を経済問題にすり替えて恫喝する手法は、通用しなくなってきたようである。
諸外国は、中国相手の貿易が、言われているほどうま味がないと認識してしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿