2017年7月3日月曜日

まだまだ騒がねばならないことなのだろうか?

どうにも理解できないことがある。

文部省からだという漏洩文書のことなのであるが、最初に質問に立ったT議員ですら、そこに違法性はないと言っていたのではなかったか?むしろ、自身への献金疑惑を抱えている。
未だに騒いでいるのは、「共謀罪」とレッテル貼りをして反対していた側である。
その時にいわく、監視社会になるだの捏造逮捕だのと言っていたように記憶する。
それであれば、密告というのは最も忌み嫌わねばならない事象のはずであるが、何故かそれを持て囃し、違法性は無いと言いながら疑惑があるといって騒いでいる。

密告を恐れる側が、政府の機密文書すら「こういうふうに簡単に文書が外部に漏れるようでは困る。管理体制はどうなっているんだ。」というのなら解りやすい。
即ち、密告が捏造ということに結びつきやすいではないかという意味としてである。
しかし、なんとか疑惑を膨らませて、捏造してでも事件としてしまおうと躍起になっているように思えてしまうのである。
言っていたこととやっていることの整合性をどのように説明するというのだろう?

省庁には議事録がある筈である。時系列を追ってそれらを検証した上で、そこに総理の意向が介入する場面があったとでもいうのだろうか?であれば、由々しき事であるというなら解るのだが、
印象を煽って、むりやりコジツケをしようと試みているように見えてならない。

いつも本質論から外れたところで騒いでいるようにみえるから、国民もなかなか同調しないのではないのか。
はっきりしているのは、守秘義務違反をした公務員だと思うが、それはお構いなしということでは通るまい。
組織には行政命令というのがあり、それに従わなければ仕事をやったことにならないし、それをやらないとしたなら辞任するしかなかった立場に居た筈の人だと思うが、違うのだろうか。
会議ではきちんとした異議を唱えたのだろうか?
法を犯した天下り問題で責任をとらされたのであり、異議を唱えたから外されたのではあるまい。

まあ、いろんな法が絡み合う問題なのだろうから一概には言えないが、大枠の本質論としてはどういうことになるのだろう?
どうにも解らないが、岩盤規制というのがいかに強固なものなのかということは朧気ながらわかる気がする。

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