2013年3月20日水曜日

龍神に護られたアンコールワットの欄干


アンコールワットの門に至るまでの長い石橋の欄干は、ナーガで飾られています。

そのほか至る所にナーガは刻まれていました。



 

ナーガ は、インド神話に起源を持つ、蛇の精霊あるいは龍蛇神のことである。

上半身は頭頂に5匹の蛇を飾る人間で、下半身は蛇(コブラ)という姿をしている。アンコールでは7匹でした。

釈迦が悟りを開く時に守護したとされ、仏教に竜王として取り入れられて以来、仏法の守護神となっている。

特に法華経の会座に列した八大竜王は有名で、天気を左右する力を持ち、怒ると旱魃になり、なだめられると雨を降らすという。

何事も過ぎれば民の嘆きなり 八大竜王雨やめさせたまえ (源 実朝)と詠まれた通りの通力があるとされていた。

天候に関しては責任感も持っていて、そのため自身の感情を抑えたりもできるという。

0 件のコメント:

コメントを投稿