2016年4月14日木曜日

成人でも実名報道されないものがあるように思うが

殺人事件を初め、重大事件の加害者についての実名報道の是非が議論されることがある。
犯人が未成年者だということであれば、少年法というものに抵触するだろうから、名前が伏せられるのは、法が改正されるまでは難しいのは理解できます。
ところが、明らかに成人の犯罪と分っていても、実名や顔写真が出ないケースもあるように思うのです。
例えば、その罪を侵したのが外国人であったりすると、伏せられるようです。
重大犯罪であっても、いつのまにか扱いが沈静化してしまうのもある。
そんな中、何故か被害者については、昔から一貫して実名報道が貫かれております。
身内縁者ひっくるめて、洗い浚い報道されることも多い。
加害者ないし加害容疑者の実名報道については、社会的なメリットが存在し得ることは理解出来るのに、それには配慮されることが多いのに比べ、被害者についてはお構いなしなことに異様さを感じてしまいます。これらについては、議論の余地が色々とあると思うんですが・・・
被害者の実名やら個人情報やら遺族の情報やらがガンガン報道される件については、もう本当に、社会的にはどんなメリットがあるのかさっぱり分かりません。実際のところ、「興味を引いてメディアが視聴率を稼げる」以外のメリットってあるんでしょうか。
報道の自由ってなんなのでしょう?

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