2016年4月2日土曜日

口にしない方がよい言葉というのはある

大した覚悟もなしに、「殺す」「死ね」などと言って相手を怖がらせる輩がいるが、立派に刑法上の脅迫罪に該当する。
相手が口先だけででも、その言葉に反応して「こわいこわい」と言ったら、警察のごやっかいになる可能性はある。
「死ね」と言われた相手が、もし本当に死んだとしたら、殺人罪とまではならないにしても、かなり面倒なことになる。
気楽に使える言葉ではない。
日本には、言霊がその通りに働くということはあるし、人を呪わば穴二つという諺もある。

「日本死ね」といったことが、本人は匿名のままらしいが共感を得て、署名が2万人分も集まったというが、この2万人の人たちは「死ね」ということに賛同したのではなく、原因となった幼稚園待機児童問題について何とかして欲しいということを言っているのだと思うが、紛らわしい。

自分の思い通りにならないからといっても、簡単に口にしてはならない言葉というのはある。

これが中国や北朝鮮であったら、想像するだに恐ろしい結果を招くに違いない。

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