2016年4月18日月曜日

大抵の家庭は女の方が強い?

逆鱗(げきりん)というのは、伝説上の神獣である竜(龍)にあるという81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの 下に1枚だけ逆さに生えている鱗のことで、これに触ると、龍が烈火のごとく怒る。皆様ご存知の通りです。

龍のように、どこに怒りの源があるか知っていれば、対処のしようというのはあります。
それがどこにあるのかわからないのが女性で、鱗の枚数も何枚あるのかも判らない。
甲羅に苔が生えそうなほどに年を経ると、もうそれは見当もつきません。
さわらぬ神に祟りなしとは、蓋し名言です。
何をどう言うのかだって、男は気をつけねばなりません。運まかせ風任せということに、いずれはなっていきます。家庭では大抵、女の方が強い。

巷間、我慢しているのは女性であるという意見が多い。
果たしてそうなのだろうか?
ちょっと考えてみれば明らかなように、自分だって自分の事が気に入らないことが多い。ましてや相手のことになれば、もっと気に入らないことがあって当然ということになる。
周りを見ていると、男だって相当我慢している。
近頃は昔と違って、恐ろしさの順番は、地震・雷・火事・カミさん、ということになっている。
更にやっかいなのは、時機と規模が予知不能なのだと嘆く人がおおくなった。

話しを聞いていて一番可哀そうに思うのが「稼ぎが悪い」と文句をいわれること。
男は自分が不甲斐ないからだと思い込み、より一層仕事に励むことになる。
そうなると今度は、「家庭のことをみむきもしない」と不満を言われる。
人前で愚痴を言わないで自分の責任だと思ってしまっている男というのは多い。

近年結婚しない男性が増えたのは、そういうものを身近で見聞きしてしまったことが原因の一つのように思える。
お互いが相手のことを理解しあって、ともに作り上げていく生活というのは何なのだろうかということになりそうです。


0 件のコメント:

コメントを投稿