2015年7月17日金曜日

「レッテル張り」はしがちだが

たとえ同じ事柄であっても、その人の思い込みによって楽しくなることもあれば、つらくなることもある。
心理学でこれを「認知バイアス」というのだそうで、認知バイアスは「決めつけの思考」「欲望」「感情」「自己意識」などなどに分類されるという。

「決めつけ思考」というのはよくあることです。
心理学用語で「スキーマ」という言葉は心の枠組みを意味する。

世の中には偏見が満ち溢れていて、たとえば髪を金色に染め、ケバイ化粧をし、派手な服装の女性が子どもを連れて歩いていると、「ヤンママだ」「ちゃんと子育てをしていなさそう」「家事もいい加減なんだろうな」と、知りもしないのに勝手に思いこんでしまう人は多いのではなかろうか。
このような偏見は、スキーマの一種である。
「派手な人はいいかげん」と、一括りに決めつけてしまっているのである。
実際には、真面目で良い母親かもしれない

このようなレッテル張りは、無意識のうちにやってしまっていることが多い。レッテルを張ったほうが楽だからかも知れない。
人は、とかくそうやって同じ傾向の人たちを分類したがる。そうやって分類して考えたほうが自分の中で理解しやすいということか?

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