2015年7月9日木曜日

ここまでなら自分でできるエアコンのメンテナンス

エアコンの効きを良くする為に、フィルターの洗浄をするのは、割と誰もがしていることです。しかし、意外に見落としているのが、室内の熱を外に放出する役割を果たしている室外機 の清掃。
部屋の中にある本体ばかりに目が行きがちだけれど、実はエアコンのパフォーマンスを最大限に発揮させるためには、室外機をないがしろにしてはならない。

室外機の機能を一言で言えば、冷房時には室内の熱を外に放出し、暖房時には外の空気から熱を取り込むためのもの。部屋に設置されている室内機とパイプでつながっていて、部屋を涼しくしたり温かくしたりするうえで非常に重要な役割を果たしている。

室外機の背面が汚れていると、エアコン効率がダウンします。
部屋の外に設置されることを前提に設計されているので、室外機はもちろん頑丈なつくりになっているが、ホコリやゴミが原因で室外機の中で行われる熱交換の効率が下がってしまい、エアコンの性能が落ちてしまうことがある。

本格的な清掃はプロに任せるとして、素人でも簡単にできる室外機のケア方法は、自分でもできます。
注目すべきは、背面の放熱板。アルミ製の薄い板が大量に並んでいる部分で、ここにホコリやゴミがたまるとエアコンのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がある。ホコリやゴミが付着している場合は、掃除機や歯ブラシ、散水などにより取り除く。

前面にあるファンにも注意。ゴミなどが付着すると回転が不規則になり、故障の原因になりかねない。特に、以前と比べてファンの音がうるさくなったと感じたら、ファンの汚れを疑ったほうがいい。

室外機にも暑さ対策が必要です。
室外機が熱くなると、熱を捨てるのに余分な電力が必要になってきてしまう。直射日光が当たる場所に室外機がある場合は、すだれを活用するなどして、できるだけ日差しを防ぐようにして置いた方が良い。
室外機の吹き出し口近くに、物を置くのもNG
室外機内の空気の循環がスムーズに行えるよう、風通しをよくしてあげることが大事です。
前述のすだれを使って日差しを防ぐ場合も、室外機から1mほど離れたところに吊るすようにする。室外機用のカバーも、エアコン使用時には外しておいたほうがいい。


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