2015年7月22日水曜日

時代考証ひとつとってみても

TVのチャンネルをひねると、時代劇現代劇取り混ぜて、これでもかという位、韓国製のドラマのオンパレードである。
そんなに人気があるのだろうか?

何を根拠にして自信たっぷりにそういうのか知らないが、「日本より道徳的に優位にある」と彼の国がのたまうから、理解する一助になるかと、端からどんどん見ての感想だが、この手のものを自慢たらしく海外に広めるのは、余計なお節介かも知れないが、人として返って呆れられるから逆効果なのではないかと思えてならない。

なぜなら、裏切り・陥れ・ごまかし・言い逃れ・自己中心的な考え方の連続がどの番組にも共通で、悪いのは全て他人、道徳的どころか人倫にはずれたことを平気でしても恥じることのない人間が幅を利かす、というものばかりだからである。
とにかく後味が悪いこと夥しいのであるが、彼らのものの考え方を知るには良い教材だと思って、我慢して見ている。
反面教師としての勉強にもなる。ローマ法王が、倫理的霊的に生まれ変わる必要があるとおっしゃったこと、むべなるかなと思える。

他国の文化だからどうこういう心算はないけれど、根本にあるものを理解しておくには、目を逸らさないことも勉強のうちだということにしている。
因みに、100年前の韓国の写真というのがネット上にあったが、ドラマの煌びやかな衣装とは大分違っている。時代劇(王朝もの)の時代考証というのは、全くしないのだろうか?

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