2015年7月19日日曜日

基本は左から右へが魚を食べるときの作法

近年、魚を食べる人が少なくなってきて、それに伴い魚の食べ方がキレイとは言えなくなってきたようです。
子供の頃は、魚を上手に骨だけ残して食べると、周りから褒められたものでした。

魚は食べ進める順番が決まっています。基本は頭側から箸を入れ、尾に向かって食べ進める 。
一匹まるごとでも切り身でも、左から箸で一口ずつ切り分けて食べ進める。
尾頭付きの焼き魚や煮魚の場合、頭が左、尾が右になるように盛りつけられているので、頭側の身から食べ始める、と覚えておけば作法上恥をかかないで済みます。

はじかみ(紅く色がついた茎付きの生姜)が魚の上に添えられているときは、皿の奥にはずして背側(上)の身から箸を入れて食べ進めていきます。

背側(上)の半身を食べ終わったからといって、魚を裏返すようなことはしないで、中骨の中心に箸を差し込み、腹側(下)の身から骨をはずします。
頭、中骨、尾がひとつながりになった状態で骨を持ち上げ、皿の奥側に置きます。

そうしてから皿の手前に残った腹側(下)の身を食べます。
綺麗に全部食べ終えたら、口直しにはじかみを食べます。
最後に、骨や食べ残した皮を皿の中央に集めて。尾は頭側に折りたたんでコンパクトにまとめて食べ終えたことにします。

これで、素養のある先輩から一目おかれるかもしれません。

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