2015年7月16日木曜日

お盆のお参りをして


 ひとを好きになれない人が、人から好かれるわけがない。誰かを大事にしない人は、誰からも大事にされない。

 東日本大震災の後、「何が大事だと思いますか?」というTVの取材質問に対し、「家族です。」と答えている子供たちが多かったことが、今も鮮明な印象として残っています。
 
家族が好きで大事だという気持が、人を大事にするということの出発点だと思います。
 自分を好きだと思ってくれる人には、何でもしてあげたくなる。
 思いやりの気持ちが、あの驚異的な助け合いの行動に現れたのではなかろうか。
 ツキというものも、案外こんなところに気づけるかどうかによるものだと思われる。

自分が今あるのは、親がいて先祖がいたからだということに意識が向くことは少ないが、人と人のつながりの原点であることに疑いはない。

お盆のお墓参りをして、そんなことを思った方もおられるのではないでしょうか。
久し振りに訪ねたお墓が、意外に汚れていることに気づかれた方も多いのでは。

  決意を新たにするとき、人は先ず身の回りを綺麗にしようとします。

  そんなことが端緒となって、運が開けてくる。
  まず、墓石をきれいにしてあげると良いと思うのです。

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