2017年11月3日金曜日

気づいた幸せに感謝して明るく過ごすと

生きていると、いろんな悩みや苦しみがついてまわるが、人間には乗り越えられないような困難はないのだといわれるから、勇気を出して取り組むのが良い。

四苦八苦という言葉が有ります。苦とは、「苦しみ」のことではなく「 思うようにならない」ことを意味する。
根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 人間が避けて通れない根本的な四つの思うがままにならないことに加え、
愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦の四つを合わせて八苦という。

愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊 (人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと

百八煩悩というのもある。人間の心身を悩まし迷わせる煩悩で、一説に、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに悩み が六つあって36、これを過去・現在・未来にそれぞれ配して合計108とする。

人は、幸せになりたいとか、成功したいとか、こうありたいとか願うが、突き詰めて考えると、そういうものは殆どが我欲から来ているらしい。我欲からの願いが達成されることは、これもまた殆どないのだという。
人は、自分が思っているほど不幸なものなのだろうか?幸せに思えることをどんなに小さくとも認め、感謝するということを続けていると、それは段々に大きなものに育つものらしい。
至らざることを不満に思い、そこに損得まで合わせて至る姿を望んで日々を過ごすとなると、本人にその自覚がなくとも不平不満はそれはマイナスの波動であるから、マイナスの結果しか齎さないのだという。神様の波動とはそういうものである。
思い方と過ごし方というのは難しい。明るさは明るさを呼ぶというのは確からしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿